相変わらずアマゾンヌのリンクが貼れないこのくそなワードプレスさん。
本屋で見かけて「kindleアンリミテッドにありそうだな」って思ったやつ。前回はこれで天才感染症を読んだ。今回もまた得体のしれない感染にまみれる話だった。
エンターテインメント性が高くてまるで映画、いや、USの連続ドラマを見ているようでした。白人の作者が黒人が主人公の話を書くと何となく民主党っぽい感じがある。思ったより派手で面白かった。
これが書かれたのは何年のことなのかちょっと気になったけど、新型コロナウイルスの流行の前なのか後なのか気にしながら読んだ。書かれたのは2019年7月だって。いや、書かれたのはもっと前で、出版されたのがその年らしい。武漢で新型コロナが初めて発症したとされるのが2019年12月8日らしい。日付の感覚を失っている私からすると「そんなもんだっけ」って感じだけども。新型コロナの前に書かれた話なんだねえ。色々がリアルで面白かった。
そう考えると割と世界にはパンデミックものと呼ぶのか、疫病ものと呼ぶのかアレだけど、が、あふれているんだなあと思いました。
この疫神記は地球温暖化やらなにやらに対する警告を発しつつ、エンターテイメントに注力していて、ところどころ「誰だっけ?」みたいなのが何回も出てくるけど、あと「なんでこいつが出てきたんだ?」みたいなのもいるけど今の時代に合った小説なのかもしれないと思いました。ロマンス部分も丸々カットでいいと思うけど。