貴族

ロシア文学読んでてなんか鬱々としてきたんだけど、ロシアって歴代ずっと農奴がいてそれを管理する貴族がいたわけで、当たり前に農民は字も読めないし何か口語も違うのかな、変な日本語に翻訳されていることが多い。つまり口調も異なるんじゃないかと類推する。執事や女中なんかも教育を受けていない、完全な隔絶した存在。

だから文学と言えば大体貴族の話だし、バカみたいに女に振られて決闘を申し込んだりバカみたいに賭博で負けて借金を背負ったりバカみたいにアル中になったりしている。

最近の日本人を見ていると、不労所得を得ている人たちが大分増えている気がする。気のせいかもしれないけど、でも投資用の別宅を買ったり、別宅を貸し出したり、株の儲けで暮らしたりしてる人が昔よりずっと増えたよね。

しかし決して彼らがインテリ階級かといえば絶対それはないので、ただの無教育無教養道楽貴族みたいな奴らが日本の文化・文学をけん引していくのかと想像してすっごく悲しくなってしまったよ。。。

ロシアはまだ詩や文学を崇めていたし教育の重要さを、貴族は少なくとも知っていたよ・・。まぁ日本人に民主主義はまだまだ早かったか。1000年後の日本をちょっとだけ見てみたい気がする。