原作山本周五郎なんだって。
山本周五郎たくさん読んだけど、可愛いストーリーが沢山で、読んでいて、最初のうちは「時代劇っぽいな」って思って読んでいたんだけど、すべてのストーリーの可愛らしさは全て女が担っているんだよね。作者が女を愛し尊敬していることはわかるんだけど、女に対してお母さんと美しさと賢さとツッコミを求めすぎなんだよね。基本全部女がやらされてる。どんなツワモノでも嫁と母には敵わないってか。
だから読んでるうちに、だんだんと嫌な気持ちになって、もう読むのをやめてしまったんだよ。椿三十郎も、そういう感じでちょっと嫌な気持ちになったよ。
しかしそれより何よりさ、本当に、全員が何言ってんのか全然分かんなくてさ笑
え?今の結構重要シーンだった?何て言ったのか?みたいなのがたくさんあって、しかもものすごい恐ろしい程のダイコンがいてさ、笑。出始めの堺正章よりひどくて、見るに堪えなかったよ。
そいつも何言ってんのか分かんないし、主人公の重要そうなセリフも何か聞き逃しちゃってふざけんなって思ったよね
あまりに何言ってんのか分かんなすぎて、思わずまんがにしました。

え? 着物がなんだって??

伏線です、重要な伏線。「しかし、自然に落ちてくる椿はどうするんです??」
重要だから何言ってるのかちゃんとわかる。自然に落ちてくる椿はどうするんですよ!!ええっ!??

何だって???????????????????????
一番重要なとこだろがよ!!!!そんなん何だって言うんだよ汚ねえ30代がよ!!!!!!!
撮り直せ!!!ここは金がいくらかかってもいいから撮り直せ!!!!!
今だと巻き戻せるから何とか聞き逃しも確認出来るけど(まぁしなかったけど)、昔の人たちはどうしてたの?これを何言ってるのか全部聞き取れてたの?
聞き取って喜んでたの?それとも聞こえないけど私のようになんとなくモゴモゴ言ってんなって思って脳内で補填してたのかな?
まぁとにかく椿三十郎はいかにも昔の映画でした。
若侍たちの、木綿の着物がどれもこざっぱりしていて清潔でよかった。何言ってんのか全然分かんなかったけど。
あと入江なんとかさん(女子)がかわいらしかった。山本周五郎の世界にピッタリって感じだったよ。
あとネタバレなんだけど、最後の最後で私は大声をあげて笑っちまった。あと脇で見てた二番目が「身長全員同じすぎ」って言ってたw
身長揃えたのかな、それとも当時の日本はみんな同じようなもの食って同じような人生送ってたから身長も同じくらいに伸びたのかな。