宣伝のポスターを見た時、吉沢亮君のドアップに「国宝」の文字が、「いやー、まさにじゃん」って思ったんだけど、そういう話じゃなかった。思ってたんと違った。
実は漫画で1話分読んじゃってて、わ、なんかこれはアレだ、見なくてもいいやつだって思ったんだけど、ひこたんが見たって言うから私もやっぱ見に行ったよ。
そしたら吉沢亮君が国宝って意味じゃなくて、人間国宝の歌舞伎役者の話だったわ。
いや、意味が分からないと思うんだけど、吉沢亮君はほんと国宝認定したほうがいいくらい美しい人なので、何しててもずっと国宝過ぎたんだけど、一緒に出ていた横浜流星君も超良くて、孫を「大きくなったねえうんうん( ;∀;)」みたいに見るばあさんみたいな気持ちで見てきました。
歌舞伎さ、元々女が役者やってたのに、男が女を追い出したんだよ。それからさ、背後で笛吹いているおっさんたちですらさ、14歳とか15歳とかから修行して、ようやくあの舞台に立てるんだよね。25歳で思い立って歌舞伎の笛吹きたいとか思ってもまずダメだし、女だったらなおさらだめなわけじゃん。
「梨園」の女って、歌舞伎役者の妻たちは着物着てごひいきさんに挨拶して回って、芸術に進化したからって、排他的で「型にはまっていて」個人的に全然好きじゃない(演目のストーリーや演じ方は好きだよ。人情話多いしかっこいいしね)んだけど、映画の歌舞伎は、目線(というかカメラの場所)が舞台からで、結構面白かった。近いんだよね、役者が。舞台で、俳優のすぐ脇で撮影していてそういう景色ってリアルで面白い。
吉沢亮君ほど美しい人は世の中にもう生れ出ないだろうと思ってたら、横浜流星君の美しさもびっくりだし、彼らの子供時代の役をやっていた二人もまぁこれが美しくて私はなんていうか未来に希望が持てました。(笑)
で、女が何人か出てくるんだけど、寺島しのぶ以外の全員が同じ顔に見えたよね。アレだれこれ?アレこれはだれ?あれ??これさっきの人?
あきこちゃんだけ区別ついた。他全部分からんかった。同じ顔出すなや。
ストーリーは、ネタバレ注意↓↓↓
糖尿病には気を付けようって思ったよね。血液検査行こうって思った。
あと、お父さん役の人が渡辺謙に似てるなーって思ってたら渡辺謙だった。
我ながら酷い。
顔の区別つかねえ。
そういう意味では一瞬で区別がつく吉沢亮君と横浜流星君は本当に良い俳優だなあと思いました。演技が上手いか下手かは分からん。上手いんじゃないのか?あれは?上手いように見えるけど????演技指導を受けるシーンは超かっこよかったよ。
あとさ、え、何、ドサ回りやってたやつがいきなり舞台に戻れるもんなの?そんな簡単に?システムもよくわからん。
後何故か映画館のコマーシャルがホラーばっかりで、国宝ホラー映画なの?ってちょっとドキドキしちゃった。違った。
あと、私がもしプロデューサーなら、女の裸が出てくるシーン全部カットしたと思う。要らねえ。あのシーン全部要らない。