特撮といっても、複数人でもって一人の敵を倒す集団暴行物のみですが、小さいころからそういう戦隊ヒーロー物をこよなく愛してきました。私もよく特撮ヒーローを真似て妹と集団暴行ごっこをしたものです。
しかしこんなにも愛してきたのに、自分の子供たちには絶対見せなかったのには理由があります。
暴力反対だから?ではない。暴力反対じゃないし別に。

デンジマン
見ればわかるんだけども、戦隊ヒーローものは、ほとんどが男4・女1という構成で作られており、必ず毎回女がスカートでしかもピンクなんだよ。
女の子色・ピンクをここでも定着させてきている。

ゴーグルファイブ
ゴーグルファイブはブラックが出て来てちょっと「おお」ってなったよね。

バイオマン
デンジマンくらいまではまぁ良かったんだけど、バイオマンで、女子が2人になったんだけどさ、スカートじゃなくて

れ、レオタード?
変身したあとも、どれが女子か区別できるようになのか知らんけど女子がレオタードになっててキモいわけよ。色くらい覚えとけよ。見りゃわかるよ。

デカレンジャー
そんで、子供がちょうど見るころのデカレンジャー、見て???黄色とピンクが女で、スカートこそ履いていないが、ポーズが男と違うの。
なんで男だけ足開いてんだよ。
しかも当たり前のように女子だけ背が低い。
こういうくそみたいなステレオタイプ女差別があって、気になっちゃって気になっちゃって、とても子供たちに見せられなかったわけです。子供たちよ、これが社会だ。って教えたくなくて。本当は男こそ、見ないでほしい。こういうステレオタイプのヒーローものを。
気にしすぎだと思う?気にならないやつは人生においてジェンダーで苦労したことが一度もないやつだよ。反省してもう少し周りをよく見て出直して来給え。お前がのほほんと暮らしている陰で、大変な思いをして頑張らされている人が居るんだよ。
とにかくこういうくそみたいなジェンダー作製マシーンが許せなくて、大好きだった特撮を見せるのを止めたわけです。
結果見せなくてよかったと思うけど、刀剣乱舞の映画を見て、特撮への湧き上がる思いが抑えられなくなり、子供たちに語ったわけです。特撮をどれだけ見てきたかを。笑
そしたら二番目が「オタクだなw」って言いながら教えてくれたんですけど、
「最近の特撮は、若手俳優の登竜門みたいになってるから、顔が良い俳優がたくさん出てるらしいよ。」
と。
……なるほど……?
ためしに私は50周年を迎えたゴジュウジャー第一話をアマゾンヌプライムで見たわけです。

本当に最初から最後まで美しい人しか出てこなくてですね。
ついフォルダいっぱいに撮影するレベルでですね( ^ω^)・・・
内容が一個も頭に入ってきませんでした。
特撮……新時代……?
もはやジェンダーとか集団暴行とか正義とかそういうのは全て存在しなかった。
ただ、ただ、顔のいい若手俳優がいただけだった。
ありがとうございます。