人間のあらゆる複雑な感情を、詳細に言語化すると何が起きるかというと、人生そのものが整理され、必要なことが浮き上がってくる。そうすると自分が何をどうしたらいいのかクリアーに分かるので解決もしやすい。
簡単に言うと「死にたい。」が、本当はどうしたいのか分かるって話なんだけど。
色んな感情や未来への不安なんかが混ざると、リスト化するのがめんどいから一言で死にたいって言うまとめに落ち着きがちなんだけど、実はそれは本当に死にたいわけじゃなくて、もう少し単純な事実が何個か並んでいるだけなんだって分かんだね。だけど「死にたい」って一言でまとめちゃうと、それが唯一にして最高の解決法なんじゃないかって脳が勘違いしちゃうんじゃないかな。知らんけど、ある時諸々が爆発する際に、結論として普段から脳内で唱えていた「死にたい」が解決方法になっちゃう気がする。
そういうわけで私は子供たちに関して国語力っていうか表現力をめちゃくちゃ大事にしている。自分が割とそういうとこあるから、ムシャクシャしたりイライラしたり何らかの感情を外に出すために、複数の表現方法を身に着けさせようと躍起よ。
だから子供たち全員にピアノを習わせていたし(ピアノじゃなくてもいいんだけど、押せば複数の音が出るピアノが一番簡単)本もたくさん読んで、気持ち悪い幼児語も使わずに来たわけです。なんつってもね、自分がピアノやってて本当に良かったっていつも思ってるからね。
ピアノやお絵描きは言語化できない自分の色んな気持ちを外に出すのに大変有用なんですよ。外遊びももちろん超大事だけど変質者がウロウロしてるから簡単に出来ない。変質者全部まとめて変質者島に置いておきたい。
ムカついた時、その気持ちを外に上手く出すことが出来たら多分爆発せずに済むんだと思うんだよね、多分ね。
世の中、特に政治がゴミ過ぎて、生きるのが辛いって思うことが本当に増えてくると思うんだけど、それ君のせいじゃないからね、政治家のせいだからね。100パーセント政治家が悪いよ。
選挙権のない皆さんに捧ぐ。